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尾道・因島・しまなみ海道

Onomichi, Inoshima, Shimanami-Kaido

尾道、因島、しまなみ海道の観光におすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

尾道 因島 しまなみ海道 観光ガイド

尾道・因島・しまなみ海道の観光・旅行 Info

広島県東部の港町・尾道と、瀬戸内海に浮かぶ因島、そしてこれらを結ぶしまなみ海道は、歴史と自然の調和した絶景観光ルートです。自転車旅行や島めぐり、文学・寺社巡りなど、多様な魅力が満載です。

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尾道エリアの観光地

千光寺と千光寺公園

尾道のシンボルともいえる千光寺は、山の中腹に位置し、瀬戸内海を一望できます。春には桜の名所としても知られ、千光寺公園からの眺めは格別です。

おすすめポイント

尾道本通り商店街と猫の細道

風情ある尾道本通り商店街では、古き良き町並みと新進気鋭のカフェや雑貨店が共存しています。すぐ裏手の坂道にある猫の細道は、猫の置物や看板が並ぶ人気のフォトスポットです。

尾道U2

旧倉庫をリノベーションした複合施設。カフェ、ベーカリー、サイクルショップ、ホテルなどが入り、サイクリストにも人気の休憩スポットです。

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因島の観光地

因島水軍城

瀬戸内海の海賊として知られる村上水軍の歴史を伝える資料館。小高い丘に築かれた城風の建物からは、瀬戸内海の景色も堪能できます。

展示内容

白滝山展望台

標高226mの山頂には多数の石仏が立ち並び、「天空の仏たち」とも称されます。山頂からの景色は、しまなみ海道随一の絶景です。

因島フラワーセンター

四季折々の花々が楽しめる温室型の植物園。入園無料で、地元住民の憩いの場にもなっています。

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しまなみ海道の注目スポット

しまなみ海道とは

広島県尾道市から愛媛県今治市までを結ぶ全長約70kmのルートで、7つの橋と6つの島を経由します。自転車道が整備されており、日本屈指のサイクリングロードとして世界中の旅行者に人気です。

生口島(いくちじま)・瀬戸田エリア

耕三寺は極彩色の建築で知られ、「西の日光」とも呼ばれます。境内の奥には現代アートの野外美術館「未来心の丘」が広がり、白い大理石の幻想的な空間が広がります。

生口島のおすすめグルメ

大三島(おおみしま)

大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)は、しまなみ海道でも特に神聖な地。海の守護神として、武将からも信仰されてきました。境内には国宝級の甲冑などを展示した宝物館もあります。

来島海峡大橋

しまなみ海道の最後を飾る、今治市側の巨大な橋。橋上の自転車道からは、瀬戸内海の大パノラマが広がります。夜にはライトアップも。

尾道・因島・しまなみ海道のグルメガイド

尾道の名産品とローカルフード

尾道ラーメン

尾道ラーメンは、醤油ベースのスープに背脂ミンチが浮かび、平打ち麺と組み合わせた独特の味わいが特徴です。地元民はもちろん、観光客にも人気の一杯です。

人気店

尾道の和菓子と甘味

尾道は歴史ある和菓子の名店が多く、栗まんじゅうや芋ようかんなど素朴で上品な味が魅力です。さらに「尾道プリン」など、近年の創作スイーツも話題です。

おすすめの甘味店
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因島の名産品とグルメ

はっさく大福

因島発祥の八朔(はっさく)を使ったフルーツ大福は、地元で生まれた人気スイーツ。ほろ苦い果肉と白あん、柔らかな求肥が絶妙なバランスです。

因島の海鮮料理

因島近海で水揚げされた新鮮な魚介類を楽しめる食堂や民宿が多く、特に鯛、タコ、アナゴなどは地元自慢の食材です。

おすすめ店舗
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しまなみ海道沿いの名物とレストラン

瀬戸田レモン(生口島)

日本一のレモンの生産地である生口島では、「瀬戸田レモン」を使った様々なスイーツや調味料が楽しめます。レモンケーキ、レモン塩、レモンぽん酢など、お土産にも最適です。

おすすめ商品

ジェラート・カフェスポット

島々には地元の果物を使ったジェラートや、絶景を望むカフェが点在しています。自転車旅の合間に立ち寄るのに最適です。

おすすめ店
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おすすめのお土産一覧

尾道エリア

因島エリア

しまなみ海道エリア

尾道・因島・しまなみ海道の季節の祭り・イベント

尾道・因島・しまなみ海道のエリアは、豊かな自然と歴史、文化を背景にした祭りやイベントが数多く開催されます。地域住民に愛される伝統行事から、観光客も楽しめる季節イベントまで、訪問時期に合わせて旅をより深く楽しめます。

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春のイベント

尾道みなと祭(4月下旬)

尾道三大祭りのひとつで、昭和21年から続く伝統的なお祭りです。パレードや神輿、ええじゃんSANSA・がり踊りといった市民総出の踊りが市街地を彩ります。尾道駅周辺がにぎやかな雰囲気に包まれます。

因島水軍まつり(5月・8月開催)

因島ゆかりの村上水軍をテーマにしたイベントで、春には「島まつり」、夏には「海まつり」「火まつり」が開催されます。特に「火まつり」では、たいまつ行列や海上戦再現などが行われ、歴史を肌で感じることができます。

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夏のイベント

因島水軍まつり「海まつり」「火まつり」(8月)

海上での勇壮な戦船パフォーマンス、たいまつを持った行列、太鼓の演奏など、迫力ある演出が観光客にも好評です。因島アメニティ公園や土生港周辺が主な会場です。

尾道住吉花火まつり(7月末〜8月初旬)

尾道水道を舞台にした約1万発の花火が夜空を彩る、夏の一大イベント。尾道水道を挟んだロケーションと、船の灯りが織りなす幻想的な風景が魅力です。混雑するため、早めの場所取りがおすすめです。

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秋のイベント

ベッチャー祭(11月初旬)

尾道に古くから伝わる奇祭で、「ソバ」、「ショーキー」、「ベタ」という仮面の神が子どもたちを追いかけて厄払いを行います。そのユニークな姿と行動は地元でも話題で、観光客にも人気があります。

しまなみ海道サイクリング大会(しまなみ海道サイクリングイベント)

しまなみ海道全体を舞台にした国際的な自転車イベントが秋に開催され、国内外から多数のサイクリストが参加します。瀬戸内の島々をつなぐ絶景ルートを楽しみながら走ることができる貴重な機会です。

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冬のイベント

尾道灯りまつり(12月初旬)

冬の夜を彩る幻想的なイベントで、尾道の寺社や公園、坂道に約3万個のろうそくが灯されます。静かな尾道の夜を歩きながら、温かな光の道をたどるロマンチックな体験ができます。

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特徴的な文化・祭りのポイント

村上水軍文化

因島は中世の海賊・村上水軍の本拠地として知られ、水軍に関する史跡や博物館が多く、関連イベントも豊富です。因島水軍まつりはその代表で、地域の歴史を伝える文化活動の一環となっています。

坂と海の街・尾道ならではの景観イベント

坂道、寺院、海、古民家といった尾道ならではの風景を活かしたイベントが数多くあります。特に「灯りまつり」や「ベッチャー祭」などは、ローカル色が強く、旅人にも記憶に残る体験となります。

尾道・因島・しまなみ海道の気温・天候

尾道・因島・しまなみ海道は、瀬戸内海に面しており、年間を通じて比較的温暖で過ごしやすい地域です。季節ごとの気温変化は穏やかで、降水量も少ないため、観光に適したエリアとして知られています。以下では、春から冬までの季節ごとの特徴や気温、降水、台風などについて詳しくご紹介いたします。

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春(3月〜5月)

気温と気候

3月の平均気温:約10℃前後
4月の平均気温:約14〜17℃
5月の平均気温:約18〜22℃

春は温暖で日中は過ごしやすく、桜やツツジが咲き誇る季節です。尾道の千光寺公園など、花見スポットも多く、観光にも最適です。

特徴

晴天が多く、風も穏やかで、自転車や船など屋外でのアクティビティに最適な時期です。特にしまなみ海道サイクリングは春におすすめです。

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梅雨(6月〜7月中旬)

気温と気候

6月の平均気温:約22〜24℃
7月上旬の平均気温:約25〜27℃

特徴

6月から7月中旬にかけて梅雨入りし、雨が多く湿度が高くなります。しとしとと降る雨が多く、長雨よりは短時間に強く降る日が目立ちます。

ただし、尾道周辺は瀬戸内気候により、梅雨時期でも晴れる日が意外と多いのも特徴です。

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夏(7月中旬〜9月)

気温と気候

7月下旬の平均気温:約28℃〜30℃
8月の平均気温:約30℃〜32℃
9月の平均気温:約26℃〜28℃

特徴

夏は日差しが強く、気温も高くなります。特に7月下旬から8月中旬にかけては猛暑日もあります。海風のおかげで朝晩は比較的過ごしやすいですが、日中の外出には注意が必要です。

台風

8月から9月にかけては台風の接近が増える時期です。しまなみ海道は海上に橋が多いため、台風時は橋の通行規制や船の欠航に注意が必要です。旅行前には天気予報の確認をおすすめします。

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秋(10月〜11月)

気温と気候

10月の平均気温:約20℃前後
11月の平均気温:約14℃〜17℃

特徴

気温が下がり、空気が澄んでくる秋は、サイクリングやハイキングに絶好の季節です。紅葉も美しく、特に尾道や耕三寺(生口島)では見事な紅葉が見られます。

台風の影響も10月までには少なくなり、安定した天気が続くため、観光には最適な時期です。

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冬(12月〜2月)

気温と気候

12月の平均気温:約8℃〜10℃
1月の平均気温:約6℃〜8℃
2月の平均気温:約7℃〜9℃

特徴

冬の尾道・因島周辺は雪が非常に少なく、温暖な気候が特徴です。しまなみ海道の橋も凍結の心配はほとんどありません。

空気が乾燥して澄み、瀬戸内海と島々の風景がより美しく見える季節です。人出も比較的少ないため、ゆったりと観光を楽しむことができます。

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雨と台風についての特徴

降水量の傾向

尾道・しまなみ海道エリアは年間を通して降水量が少ない「瀬戸内気候」に分類されます。雨が少なく、日照時間が長いため、農業や観光に適した地域です。

台風接近の可能性

8月〜9月には台風が接近することがあります。特にしまなみ海道では、橋が通行止めになったり、自転車での通行が制限されたりする可能性があります。旅行前には天気予報を確認し、予定を柔軟に調整できるようにしましょう。

尾道・因島・しまなみ海道へのアクセス

尾道・因島・しまなみ海道は、本州と四国を結ぶ美しい橋のルートであり、国内外から多くの観光客が訪れます。アクセスは鉄道・自動車・飛行機・フェリーと多様で、旅のスタイルに応じた選択が可能です。

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本州から尾道へのアクセス

新幹線・在来線を利用する場合

JR新幹線でのアクセス:
東京・大阪方面からのアクセスには、JR山陽新幹線を利用して「福山駅」で下車し、在来線に乗り換えて「尾道駅」へ向かいます。

広島市方面から

JR山陽本線でのアクセス:
広島駅からJR山陽本線で「尾道駅」へ。所要時間は約1時間20分です。乗り換えなしで行けるため、利便性が高いです。

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飛行機を利用する場合

広島空港から尾道方面へ

広島空港 → 尾道市街地:
広島空港からはリムジンバス(約45分)で「新尾道駅」へ行き、そこからバスやタクシーで尾道駅方面へ向かいます。
または、空港からレンタカーを利用してしまなみ海道方面へ直接向かうのも便利です。

松山空港(愛媛県)からしまなみ海道方面へ

松山空港 → 今治 → しまなみ海道:
今治側からアクセスする場合は松山空港が便利です。空港から今治駅までは約1時間。今治からは車または自転車でしまなみ海道へ。

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車でのアクセス

山陽自動車道を利用する場合

本州方面から:
尾道ICまたは福山西ICから国道2号線・184号線を経由し、尾道市街または因島方面へ向かいます。

しまなみ海道を車で走行

西瀬戸自動車道(しまなみ海道):
広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ有料道路です。途中、因島・生口島・大三島などを経由します。各島にはインターチェンジや道の駅があり、ドライブ観光に最適です。

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しまなみ海道内の移動:フェリーと船

尾道〜向島

尾道駅前〜向島:
徒歩または自転車の旅行者は渡船(フェリー)を利用するのが便利です。数分間隔で運行されており、運賃は大人100円前後、自転車込みで110円程度です。

各島を結ぶフェリー

一部の島間ではローカルフェリーも運航しており、車や自転車での移動に加えて海上からの絶景も楽しめます

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自転車でのアクセス・しまなみ海道サイクリング

レンタサイクルの利用

しまなみレンタサイクル(尾道駅前・今治駅前など):
複数の拠点で借りて、どこでも返却可能な便利なレンタサイクルサービスがあります。電動アシスト付き自転車も完備しており、体力に自信がない方でも楽しめます。

尾道・因島・しまなみ海道の移動手段

尾道・因島・しまなみ海道は、美しい瀬戸内海に浮かぶ島々を橋で結ぶユニークな地域です。このエリアでは、自転車や車、バス、フェリーなど、多様な交通手段が利用でき、旅のスタイルに合わせた移動が楽しめます。

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尾道市内の移動

徒歩での散策

尾道の市街地は比較的コンパクトで、徒歩での観光が非常に便利です。「千光寺山ロープウェイ」「猫の細道」「尾道本通り商店街」など、風情ある路地裏や坂道も楽しめます。

レンタサイクルの利用

尾道駅周辺にはレンタサイクルターミナルがあり、市内の移動やしまなみ海道サイクリングの起点として便利です。電動アシスト付きの自転車も用意されています。

バスの利用

尾道市内ではおのみちバス中国バスなどの路線バスが運行しており、主要観光地や住宅地へアクセスできます。千光寺公園行きの観光バスもあります。

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因島内の移動

因島内のバス網

おのみちバスが因島島内にも複数路線を運行しており、因島北部(因島重井駅)から南部(因島土生町)までカバーしています。

レンタカー・レンタバイク

因島ではレンタカーやレンタバイクの利用も可能です。特に時間に余裕がない方や小さなお子様連れの方には便利です。

自転車での移動

しまなみ海道の中間地点に位置する因島は、自転車での通行も快適です。橋の上には専用の自転車道が整備されており、因島大橋・生口橋なども安心して走行できます。

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しまなみ海道全体での移動

自転車(サイクリング)

しまなみ海道のハイライトともいえるのがサイクリング。全長約70kmのルートに、しまなみレンタサイクルの拠点が設置されており、乗り捨ても可能です。橋には自転車・歩行者専用道があり、景色を楽しみながら安全に走行できます。

バスでの移動(しまなみライナー)

しまなみライナーは、尾道駅〜今治駅間を約2時間で結ぶ高速バスです。主要な島々(向島、因島、生口島、大三島など)に停車し、サイクリング中の休憩や悪天候時の移動手段としても便利です。

フェリー・渡船

尾道〜向島間には数分おきに渡船(フェリー)が運航しており、徒歩・自転車・バイクでの利用が可能です。また、しまなみ海道各島間を結ぶローカルフェリーもあり、景色を楽しみながらの移動ができます。

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おすすめの移動手段の組み合わせ

モデルコース例:1泊2日自転車旅+公共交通

1日目は尾道から生口島まで自転車で移動、宿泊。2日目は因島を経由して今治へ抜け、高速バスで尾道に戻るというコースも人気です。天候や体力に応じて一部区間だけ自転車にするなど、柔軟な旅が可能です。

尾道・因島・しまなみ海道の観光コース

尾道から始まり、しまなみ海道を通って美しい瀬戸内海の島々をめぐるコースは、風景と文化の魅力に溢れた旅になります。自転車旅だけでなく、フェリーやバスを組み合わせたゆったり観光も人気です。

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日帰りモデルコース:尾道から因島まで

午前:尾道の歴史と街歩き

昼:フェリーまたは自転車で向島へ

渡船で向島へ渡り、自転車やレンタカーで因島方面へ向かいます。途中のしまなみ海道の橋から見る海と島々は絶景です。

午後:因島を巡る

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1泊2日モデルコース:尾道〜生口島〜大三島

1日目:尾道から生口島へサイクリング

2日目:大三島へ渡って歴史と自然を堪能

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2泊3日ゆったりコース:尾道〜今治

1日目:尾道から因島・生口島

前述の1日目と同様に、尾道からしまなみ海道を南下し、生口島で宿泊。

2日目:生口島〜大三島〜伯方島

3日目:大島〜今治へ

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