世界中から多くの観光客が訪れる広島県。広島市内では世界平和記念聖堂や世界遺産である原爆ドームを見学することができるほか、Wood Eggお好み焼館やマツダミュージアムといった家族で楽しめるスポットも充実。
安芸の宮島と嚴島神社参拝が目玉の廿日市、1/10スケールの戦艦大和の模型を展示している大和ミュージアムがある呉、急勾配の斜面に家屋が建ち並ぶ風景と千光寺からの眺めが美しい尾道など、エリアごとの魅力に溢れています。
広島県観光を楽しむために
広島県観光の定番、安芸の宮島では国宝厳島神社への参拝の他、ロープウェイで弥山に登って瀬戸内海を一望したり、公園や宮島水族館でかわいい動物たちに癒されることができます。
広島市街では平和記念公園を散策しつつ、世界平和記念聖堂や世界遺産の原爆ドームを見学することができます。また、広島城や縮景園、ひろしま美術館などの歴史や文化を楽しむスポットが点在する他、安佐動物公園やWood Eggお好み焼館、マツダミュージアムといった家族で楽しめるスポットも充実しています。
他にも、戦艦大和などの造船で賑わった呉や、酒造の街として知られる西条など県西部にも見所が随所にあります。瀬戸内海に無数の島々が浮かぶ県東部には、丘陵地の街並みが美しい尾道、万葉集にも詠われた港、鞆の浦がある福山、うさぎの島で一躍有名になった大久野島がある竹原、紅葉の佛通寺で知られる三原などが観光客に親しまれています。
中国山脈に抱かれた山側のエリアでは、趣溢れる三段峡や帝釈峡、春には一面に花が咲き誇る世羅高原、神秘的な雲海の絶景を拝む三次の霧の海展望台など自然の魅力が溢れています。
広島県の歴史
戦国時代、中国地方を統一した毛利氏によって広島城が築城され、江戸時代に入ると朝鮮通信使が呉や福山に停泊するようになり、沿岸部を中心に発展していきました。明治になると呉を中心に軍艦の造船工場などが置かれ、広島県は軍需産業が発展していきます。
しかし、各市に軍施設が点在する広島県は、太平洋戦争時に数々の空襲の標的となり、ついには1945年8月6日、広島の街に原爆が投下されてしまいます。人類史上初めて原爆の脅威に晒された広島市は市街の大半を失い、戦後復興を果たすのに県は多くの時間と犠牲を払いました。
現在では中四国エリアの経済の中心となった広島県ですが、終戦以来、戦争根絶を唱えるリーダーとして、広島市を中心に世界に平和を訴え続けています。
広島県のご当地グルメ・食文化・特産品
辛味の効いたつけダレでいただく広島つけ麺や汁の無い汁なし担々麺など、広島県は独特なご当地グルメの宝庫です。特に、新鮮な魚介やキャベツ、そばが入った広島独自のお好み焼きは全国的な知名度も高く、県民のソウルフードとして各所でオリジナリティ溢れるお好み焼きを味わうことができます。
また、瀬戸内海に面した広島県は、沿岸部や島嶼部でアナゴやマダコ、イワシなどといった新鮮な魚介類を味わうことができます。特に広島のカキは日本三大カキとしても有名で、厳島神社の参詣道や広島港のカキ小屋など、各所で獲れたてで新鮮なカキを味わうことができます。
その他、尾道の尾道ラーメン、福山ラーメン、呉ラーメンなどのご当地ラーメンや、呉の細うどんカレー、肉玉ライス、宮島のぺったらぽったら、県全域で売り出しているええじゃん鍋などのB級グルメの宝庫です。
また、広島県はみかん、デコポン、はっさく、レモンといった柑橘類の栽培が盛んで、はっさくを使ったゼリーやレモンケーキなどは、銘菓のもみじ饅頭と並ぶお土産スイーツとなっています。
概要 嚴島神社は広島県廿日市市の宮島にあり、593年に創建されました。宗像三女神を祀り、平家一門の信仰を集めました。平安期の寝殿造りを神社建築に応用し、長い回廊が特徴的です。全建造物は国宝および重要文化財に指定されています。 歴史 嚴島神社は古くから「伊都岐島神社」とも記され、全国に約500社ある厳島神社の総本社です。1996年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。平家の信仰で知られ、平清盛により現在の海上に立つ大規模な社殿が整えられました。建物の多くは国宝や重要文化財に指定されています。 祭神 祭神は宗像三女神、市杵島姫命、田心姫命、湍津姫命の3柱です。市杵島姫命は仏教の弁才天...»
寺院「耕三寺」の境内にある大理石の庭園。広さ5000平方メートル、高低差は25メートル、イタリア・カッラーラ産の3000トンの大理石を用いた環境芸術。 丘の上から瀬戸田の町と瀬戸内海を見渡せ、丘全体には「毘沙門天」や「光明の塔」など、大小10あまりのモニュメントが点在する。彫刻家の杭谷一東が1988年から12年をかけて作り上げた。 耕三寺は元実業家で出家して僧侶となった耕三寺耕三が、母の菩提寺として1936年から伽藍の建立が始められた新しい寺院で、日本各地の古建築を模して建てられた堂塔が建ち並び、「西の日光」「母の寺」とも呼ばれる。 このうち、山門・本堂をはじめ15の建造物が国の登録有形...»
チェコ人の建築家、ヤン・レツル氏の設計で1915年(大正4年)に開館。かつて市の中心街にあった「広島県産業奨励館」跡。 昭和20年8月6日の原爆の実状を伝えるため永久保存されている。1996年(平成8年)にユネスコの世界遺産として登録された。 原爆ドームの歴史 原爆ドームはチェコ人建築家ヤン・レツル氏の設計で1915年(大正4年)に開館した建物です。かつて市の中心街にあった「広島県産業奨励館」の跡地に立ち、昭和20年8月6日の原爆の実状を伝えるために永久保存されています。1996年(平成8年)にはユネスコの世界遺産に登録されました。 広島県産業奨励館 原爆ドーム(英: Atomic ...»
耕三寺博物館は、元実業家で出家して僧侶となった耕三寺耕三が、母の菩提寺として建立した浄土真宗本願寺派の寺院です。 境内には、国宝建造物を手本として建てられた堂塔が立ち並び、その中の15棟が国の登録有形文化財に指定されています。 特に、日光東照宮の陽明門を原寸大で再現した孝養門などが見どころです。また、境内の宝殿には国の重要文化財などが展示されています。 耕三寺の概要 耕三寺(こうさんじ)は、広島県尾道市の生口島に位置する浄土真宗本願寺派の仏教寺院です。山号は潮声山(潮聲山)で、1936年(昭和11年)から伽藍の建立が始められました。この寺院は日本各地の古建築を模して建てられた堂塔が特徴...»
千光寺は、広島県尾道市の千光寺山中腹に位置する真言宗系の単立寺院で、千光寺公園内にあります。千光寺山の山頂までは、千光寺山ロープウェイを利用して登ることができます。 この寺院は、朱色の本堂と龍宮造りの鐘楼で知られ、尾道の代表的な景観の一つとなっています。 歴史と伝承 寺伝によれば、千光寺は大同元年(806年)に創建され、源満仲(多田満仲)によって再興されました。戦国時代には、備後国の城主である杉原元恒がこの地に出城を築いたとされています。 鐘楼「驚音楼の鐘」 千光寺の鐘楼「驚音楼の鐘」は、その音色が「日本の音風景100選」に選ばれています。鐘楼からは尾道市街と瀬戸内海の尾道水道、向島...»
天正17年(1589年)、毛利輝元築城の城。“鯉城”と呼ばれる優美な城で、1945年まで天守を始めとする城郭建築が現存していたが、原爆により天守閣が全壊した。 城内の天守以下城郭建築は1958年以降に再建され、武家文化を中心に紹介する歴史博物館になっている。 ◎毛利輝元(1553-1625)安土桃山時代の大名。元就の孫。関ケ原の戦では西軍の総大将となったが、戦後防長2国に削封される。広島城を築城。 ◎福島正則(1561-1624)安土桃山・江戸初期の大名。賤ケ岳の戦での活躍は有名。関ケ原の戦の功により広島城主となる。のち信濃に転封。 ◎浅野長晟(1586-1632)安土桃山・江戸初期の...»
標高144.2メートルの千光寺山の山頂から中腹にかけて広がる、千光寺を中心にした公園。千光寺山頂まで千光寺山ロープウェイで登ることができる。 千光寺山ロープウェイ山頂駅に接続する山頂の展望台からは、尾道市内が一望できるとともに、瀬戸内海の島々が眺められ、天気の良い日には四国連山をも遠望することができる。 全長約63メートルの渡り廊下状の展望台で、ループ状の階段が特徴的。展望デッキは高さ13メートルあり、360度の景色を楽しむことができる。夜にはライトアップされ、尾道水道周辺の夜景を眺められる夜景スポットでもある。 園内には尾道市立美術館や遊歩道(文学のこみち)があり、千光寺山では朱色の本...»
弘法大師(空海)により807年に開基されたと伝えられている仏教寺院。芦田川に面した愛宕山の麓にあり草戸稲荷神社が隣接している。 中世には草戸千軒町が門前町として栄えていた。本堂と五重塔は国宝に指定されている。 本堂は、1321年に再建されたもので、和様建築に鎌倉時代以降の新様式である大仏様、禅宗様を加味した折衷様建築の代表例とされている。 高さ29.14メートルの五重塔は1348年に建立された純和様建築の美しい塔。板壁などには極彩色の仏画や文様が描かれている。であり、本堂と共に国宝に指定されています。 本堂と五重塔はともに国宝に指定されている。ほかにも重要文化財や、歴史的建造物が多数み...»
厳島神社のある宮島(厳島)の中央部にある標高535メートルの山、弥山の獅子岩駅と紅葉谷駅(紅葉谷公園)を結んでいる。 宮島ロープウエーでは、循環式(紅葉谷駅から榧谷駅までの区間)と交走式(榧谷駅から獅子岩駅までの区間)の2種類の方式のロープウエーを連絡し運行する、日本では珍しい方式。 獅子岩駅から山頂までは、徒歩で約30分。登山中には鹿(宮島の鹿)に出会うこともある。 紅葉谷公園入口から紅葉谷駅まで無料のシャトルバスが運行している。 紅葉谷線(紅葉谷駅から榧谷駅までの区間)距離は約1.1km、乗車時間10分。 獅子岩線(榧谷駅から獅子岩駅までの区間)距離は約0.5km、乗車時間3分30...»
石灰岩台地が浸蝕された渓谷。日本百景の一つ。三段峡と共に広島県を代表する景勝地として知られ、国内有数の峡谷でもある。 神竜湖湖上には遊覧船が就航し、帝釈川ダム付近まで遊覧する。探勝歩道と呼ばれる遊歩道も整備されており、いくつかの橋を渡りながら風景を楽しめる。 寄倉岩陰遺跡を中心に、縄文時代から鎌倉時代の遺物も出土しており、神竜湖ほとりに歴史民俗資料館として展示している。 観光ホテルや休暇村など宿泊・観光施設も充実している。 神竜湖は春の新緑、秋の紅葉が素晴らしい見応えで、秋になると紅葉狩りの名所となる。水鳥も飛来し、人造湖とは思えないたたずまいを見せる。 石灰岩台地が深く浸食されて形...»
広島平和記念公園は、第二次世界大戦末期に広島に投下された原子爆弾の犠牲者を追悼し、世界恒久平和を祈念する場として整備された市民公園です。広島市の中区中島町に位置し、その広大な敷地には多くの歴史的な記念碑や建造物が点在しています。 歴史 1945年8月6日、アメリカ軍が広島市に原子爆弾を投下しました。この未曾有の惨事を受け、翌年の1946年11月1日、爆心地に近い中島町内の10.72ヘクタールが「中島公園」として都市計画公園に指定されました。そして1949年11月1日には、広島市が「広島平和記念都市建設法」を制定し、広島が世界平和の象徴として再建されることを目的とする都市計画が開始されました...»
備後一宮 吉備津神社は、806年に創建されたと伝えられる古社で、備後国の一の宮としての歴史を持つ神社です。地元では「一宮さん(いっきゅうさん)」の愛称で親しまれており、地域の人々にとって重要な存在です。 神社の位置と歴史 この神社は、福山市の北西部、府中市との境界に位置し、備後国の総鎮守としての役割を果たしてきました。府中市は備後国の国府があった地とされ、周辺地域はかつての備後国の中心地として栄えていました。そのため、吉備津神社は、地域の歴史と深く結びついています。 社殿の建築と文化財 吉備津神社の本殿と拝殿は、1648年に武将・大名である水野勝成によって造営されました。これらの建造物...»
日本の水浴場55選のひとつ。白い砂浜と沈む夕日の美しさは瀬戸内海随一。テニスコートやキャンプ場、バーベキュー施設もそろう海浜スポーツ公園。沖合1.9kmにはひょっこりひょうたん島が見える。 瀬戸田サンセットビーチの概要 瀬戸田サンセットビーチは、広島県尾道市に位置する人気のビーチです。美しい砂浜と澄んだ海が特徴で、特に夕暮れ時に見られる絶景のサンセットが観光客や地元住民に愛されています。このビーチは、リラックスしたい時やアクティブに楽しみたい時に最適なスポットで、年間を通じて多くの訪問者が訪れます。 ビーチの特徴 瀬戸田サンセットビーチは、約500メートルの長さを持つ砂浜が広がっており...»
因島水軍城は、広島県尾道市因島にある村上水軍の歴史を伝える貴重な資料館です。村上水軍は、室町時代から戦国時代にかけて瀬戸内海で強大な影響力を持っていた海賊集団であり、因島村上、能島村上、来島村上の「三島村上氏」として知られています。彼らは海上の交通を支配し、瀬戸内海の防衛や交易に関与する一方で、時には海賊行為を行うことで、その名を知らしめました。 因島水軍城の歴史的背景 因島水軍城は、歴史的に天守や城郭としての機能を持つ建物ではありませんでしたが、村上水軍の栄華を後世に伝えるため、1983年に水軍城をイメージして建設されました。この資料館は、本丸、二の丸、隅櫓から構成され、それぞれが異なる...»
敷地には17世紀の堂宇や復元された千利休の茶室、瀬戸内を象徴する松を多用して設計された寺務所が建ち、その中に趣のある禅庭がある、境内全体が禅と庭のミュージアム。 アートパビリオン「洸庭」は、木材で包まれた舟形の建物。1500点を数える禅の書画のコレクションの中から、随時30点ほど境内の諸堂に展示。 禅画・墨跡約200点からなる白隠コレクションは、随時展示替えを行ない、常設展示館「荘厳堂」で一年を通じて観賞できる。 国際禅道場では日帰り・宿泊禅体験も行っており、気軽に禅を体験できる。...»
八田原ダムにある青い湖面に赤い欄干が美しい歩行者専用の吊橋。 橋脚を持たない吊床版橋工法としては世界一長い橋として、ギネスに認定。長さ172.6メートル、幅2.5メートル。1996年完成。 橋を渡りながら願い事をするとその願いが叶うと言われている。...»
三谷川の上流にある名峡で、二段滝・奥の滝・ナメラ滝・追森の滝・追森の滝など、清流と緑と岩々が見事な景観。日本秘境百選に選ばている。 山頂は360度の大展望で、中国山地が一望のもとに見える。 川のせせらぎや風のそよぐ音、野鳥のさえずりなどを楽しみながら散策ができ、新緑や紅葉の季節には、ハイキングや森林浴を楽しむ人々が訪れる。 周辺は「交流の森」という公園になっており、バーベキューハウス、オートキャンプ場、温泉、アスファルトやコンクリートで舗装されたセラピーロードなどが整備されている。...»
鉄板の上で薄く焼いた生地に大量のキャベツ、もやし、豚肉の順でのせてからひっくり返して蒸し焼きにする。別で作った焼きそばと薄く焼いた卵とあわせて食べる人気のご当地料理。ソースはどろっとした甘口のものを用いるのが一般的で、お好みでマヨネーズをかけて食べる。関西風お好み焼きとよく比較されるが、その発祥は別々である。現在では飲食店や祭りの屋台など、日本全国で見かけられ、ご当地ではお酒の席のしめとしても愛されている。...»
庄原焼きは広島風お好み焼きの肉玉をベースに、ソバの代わりに「庄原産のお米」を、お好みソースの代わりに「ポン酢入りソース」を使った今までにないお好み焼きです。取り扱い店それぞれが独自の工夫を凝らし、店ごとに違った庄原焼きを楽しめます。ぜひ、食べ巡りしてください!...»
広島ラーメンは、安芸地方や広島市を中心としたご当地ラーメン。豚骨、鶏ガラ、野菜などを煮出したスープにしょうゆを加えた、マイルドな豚骨しょうゆ味が特徴だ。麺はコシのある中細麺で、具材は細もやしや青ねぎ、チャーシューをのせるのが一般的。近年では、ゆでた麺と野菜を激辛のタレにつけて食べる「激辛つけ麺」が人気を博すなど、“広島ラーメン”のスタイルも多様化し、楽しみの幅が広がった。また、備後地方には、あっさり仕立てのしょうゆスープに豚の背脂を浮かべた”尾道ラーメン”という別のご当地ラーメンもある。...»
広島県三次市の郷土料理で、この地方でいう”わに”とは”サメ”のこと。かつての三次市では、腐りにくいサメの身は、海から離れた山間部でも食べられる貴重な魚として重宝されていたといい、現在でも飲食店で食べられるほか、スーパーにもその切り身が並んでいる。旬を迎える秋から冬にかけては、身が締まっていて大変おいしい。県北地方の秋祭りのごちそうのひとつであり、そのトロッとした舌触りは、一度食べたら忘れられない味。刺身で食べるのが主流だが、近年では”わにバーガー”や”わに丼”といったメニューでも味わえる。...»
元祖ホルモンバーグは、広島にある1軒の焼肉店で生まれた、ホルモンなどをミンチ肉と混ぜたハンバーグだ。 ハンバーグの常識を覆すホルモンバーグ、ミンチ・ミノ・ホルモンによる味の三重奏はまさに【新食感】。いまではいろいろなお店がそれぞれの特徴を出して工夫しているが、元祖のお店では秘伝の【塩ダレソース】との相性がぴったりとのこと。ぜひご賞味あれ!主な原材料は、豚ミンチ・やげん軟骨・ミノ・小腸・たまねぎ・鳥ミンチ・卵・ニラ・ニンニク・生姜・食塩・コショウなど。...»
広島の県民食とも言えるお好み焼。広島市から東におよそ70kmの距離にある尾道市では、広島市内のものとは異なる独自のお好み焼文化がある。尾道産のいかフライとゆで麺を基本に、砂肝などの海産物がトッピングされるのだ。柔らかな麺の食感と、新鮮な尾道の海の味のミックスは絶品。重ね焼きする点は一般的なものと変わらないため、外見に大きな変化は無い。尾道焼き専用のソースが開発されるなど、独自の方向へと進化を続けているようだ。...»
味噌を鍋の内側に塗り、カキや豆腐、ハクサイやネギなどの野菜を煮込む。味噌の土手を崩しながら好みの味に調整する。広島県ではカキの養殖が室町時代から行われていたとされ、県内では様々なカキ料理が提供されている。 【歴史・由来】その名の由来は、土手という広島の行商人が考案したためという説や、味噌を土手のように塗ることから名付けられたなど諸説ある。 【作り方】・鍋の内側に味噌を塗り、カキや豆腐、ハクサイやネギ、シュンギクなどの野菜を煮る。 【食べるシーン】飲食店で、家庭で、日常的に食されている。スーパーでは、土手鍋専用の味噌が販売されている。 ...»
メンタイ(ヨロイイタチウオ)は、切り身でよく広島・呉の魚屋で売られている、ポピュラーな白身魚。水気の多い、癖の無い上品な味で、フライやてんぷらにして食べられることの多い。...»
呉市の「珍来軒」が発祥の店。戦後、現在の店の場所から程近い呉市中通付近で屋台からスタ-ト今、呉市蔵本通り(呉市役所から呉港に続く通り)に屋台通りが誕生している。「冷麺に中華そばの麺を使えば、それは冷麺ではなく冷やし中華そばになる」と、「珍来軒」の先代が平打ち麺で、甘みとピリッとした辛さが広がる酸味を抑えたスープの冷麺を作り上げたのが”呉冷麺”のはじまり。冬でも冷たい麺を食べたいというお客の要望が多く、年中食べられる通年メニューとして1955年(昭和30年)頃に誕生したという。具を少なくして麺の量を多くし、スープは飲み残しがないように麺全体にかかる程度の量に抑えて出していたスタイルが、いつしか庶...»
がんす天は瀬戸内海で捕れた小魚のすり身に玉ネギや七味を入れて、パン粉を付けて揚げた魚カツ。「がんす」は広島の方言で「~です(ございます)」のこと。それがなぜ揚げものの名前になったかは不明。そのまま食べても美味しいが、トースターで少し焦げ目がつくくらい温めるのがオススメ。マヨネーズをつけても美味しい。ピリっとした辛みがビールと相性バツグン。うどんやハンバーガーの具としても親しまれている。...»
「肉じゃが」といえばジャガイモと牛肉、こんにゃく、玉ねぎを醤油と砂糖で味付けた煮物。呉の肉じゃがはジャガイモにメークインを使用し、人参、グリーンピースが入っていないのが特徴。かつて東郷平八郎元帥に「ビーフシチュー」を作るように言われた部下の調理員が、食べたこともない「ビーフシチュー」を作るために試行錯誤を重ねた結果生まれた「甘煮」が肉じゃがのルーツではないかという説があり、その作り方は当時の「海軍厨業管理教科書」に載せられていた。呉の肉じゃがは、この「甘煮」のレシピに基づいて作られている。...»
牡蠣、アナゴに次ぐ広島の海の幸“小イワシ”は、冬から春先にかけての広島の名物で、漁の解禁を迎える6~10月が旬。昔、鷹匠町で鷹狩り用の鷹の「なまの餌」としてカタクチイワシが売られていたことから、訛って「ナンマンエ」と呼ばれることもある。天ぷら、塩焼き、刺身と様々な調理法があるが、中でも特に、刺身は「7度洗えば鯛の味がする」とも言われるほどの美味しさ。また、小イワシには老化防止のDHAや、中性脂肪を減らすEHAがたっぷり含まれており、骨ごと食べられるのでカルシウムもたっぷり。...»
あなごの頭と中骨、昆布でだしを取り、そのだし汁としょうゆでご飯を炊き、十分にタレを染み込ませたあなごの蒲焼をご飯の上に敷き詰めたものである。また、ご飯をあなごにまぜこむ食し方もある。瀬戸内海の漁師料理「あなごどんぶり」が発祥とされ、「あなごどんぶり」に工夫をこらして駅弁として明治時代に売り出したものが旅人を楽しませたところから広まったといわれる。その後、山陽本線沿いから各地に広まった。現在でも駅弁として大変人気のある郷土料理である。...»
瀬戸内海に面した広島県呉市は、気候が温和で自然に恵まれた臨海都市。地形的に天然の良港といわれたことから、明治時代以降は帝国海軍海上自衛隊の拠点にもなっており、海軍にゆかりのある料理が多く誕生したという。長い海上生活の間、病気を防ぐために作られた健康食。それらの海軍が考案した料理を、料理教科書やレシピの記録を基に複刻したのが”海軍グルメ”だ。知名度の高い”くれ肉じゃが”や”海軍カレー”を筆頭に、”ライスプリン”、”チキンライス”、”戦艦大和のオムライス”、”戦艦霧島の鯨肉カツレツ”などがあり、当時の雰囲気が感じられる懐かしい味が楽しめる。...»
室町時代から戦国にかけて、因島を本拠地として活躍した村上水軍が出陣の前夜、必勝祈願と士気を鼓舞するために食べたといわれる秘伝の“水軍鍋”。瀬戸内海の魚介類と海草をふんだんに入れ、特に八方の敵を喰うという意味でタコは必ず入れたと伝えられている。瀬戸内の急流に揉まれて身が引き締まったタコはしっかりした歯応えで、タンパク質やビタミン、タウリンも豊富。エビやカニ、カキなどの旨味が凝縮されたスープは、口に含むとコクのある濃厚な甘みが広がる。酒盛りのあとは、鍋に麦飯を入れて雑炊で締めくくるのが水軍流。...»
”担々麺”は、江戸時代末期の1841年頃、中国四川省の男性が考案したといわれる汁なしの麺料理。麺や調味料を入れたふたつの桶を吊るした天秤棒を担いで売り回ったことから担々麺という名がついたといわれる。広島の汁なし担々麺は、広島市にある「きさく」の店主が、四川省出身の学生が作った坦々麺の味に感動し、店でも出すようになったのが起源といわれ、丼にラー油、しょうゆ、少量のスープを入れて麺を盛り付け、その上に肉そぼろや青ねぎをのせたシンプルなもの。食べる時は、よくかき混ぜるのがおいしい食べ方だ。...»
広島の食べ物といえば”お好み焼き”や”カキ”が有名だが、それに加えて、近年人気を集めているのが”広島つけ麺”だ。そのルーツは、昭和29年の戦時中に満州で作り方のヒントを得た復員兵が、広島市内に開業した冷麺から始まったといわれ、昭和60年代にあるお店が”つけ麺”と改名したといわれる。広島つけ麺は、しょうゆがベースの冷たいつけダレに、ごまとラー油を入れてピリ辛に仕上げるのが一般的。具材には、冷やしたきゅうりやゆでキャベツ、チャーシューなどが用いられ、ひんやりとした味わいが夏にぴったりだ。...»
広島県尾道市にある生口島は江戸時代に塩田で栄えた島で、その塩田で働く人はかつて「浜子」と呼ばれていた。その浜子が食べていたと言われるのが、この“浜子鍋”。近海で獲れたタコや貝、季節の小魚など新鮮な魚介類を、地元で採れた野菜とともに地味噌で煮込んだ土鍋料理だ。ダシなどは一切加えず、野菜など素材から出る水分と味噌だけで蒸し焼きにしてあるので旨味が凝縮された濃厚な味わいだ。四季折々の豊かな土地の恵みを活かした“浜子鍋”は、生口島の料理屋や旅館などで味わうことができる。 旬 12月 1月 2月...»
特産のかきを使った“かき飯”は広島県の名物の一つ。そのため、かき飯に加えて多彩なかき料理を詰めた名物駅弁は数多くある。自分で作るなら、ぬめりをとったかきを沸騰した湯にさっとくぐらせてボールにとり、しょうが汁を振って下準備。次に、炊飯器に研いだ米とだし汁、酒、しょうゆ、昆布を入れ、かきも加えて炊く。炊き上がったらかきを取り出し、ご飯を大きく切るように混ぜる。あとはご飯を椀によそい、かきをのせて好みで青のりなどをふって完成。かきの下ごしらえに多少手間がかかるが、旨味が染み込んだご飯の味は格別。 江田島市周辺では、かきの養殖が盛んで、その美味しさを存分に楽しめるのが、かきの旨味がたっぷり詰まった炊...»
信州の「野沢菜」、九州の「高菜」と合わせて日本三大菜漬と称されている広島の“広島菜漬”。平安時代末期、平清盛が安芸厳島に在った時に食されたと伝えられ、明治以降に「広島菜」と呼ばれるようになって以来、広島を代表する名産として多くの人々に親しまれている。鮮やかな緑色と独特の辛み、シャリッとした歯ごたえが特徴。栄養価も緑黄色野菜として高く、ビタミン類や食物繊維も豊富。程よい塩味が炊き立てのご飯にぴったり。かつお節と和えたり、そのまま酒の肴にしても美味しそう。...»
広島県府中市で、高度成長期(1955年~1970年)に生まれたと言われ、広島風お好み焼きとは、ひと味違った名物料理として地元に定着しているのが 「府中焼き」。牛や豚の挽肉(ミンチ)と、たっぷりのキャベツを入れ、もやしを入れないのが特徴だ。今では、地元府中市はもちろん、広島県内各地、中 国・四国地方からもグルメ通が食べに訪れるほど話題をよんでいる。府中市内で「府中焼き」を食べることができるお店はおよそ40軒。 値段も手ごろで、1枚500円前後のお店がほとんど。府中の人たちは、気のむくままに「府中焼き」を食べている。お店によっては、キャベツ以外に中に入れるトッピングメニューもあるので、食べ歩いてみ...»
明治時代の昔より、呉は海軍工廠(軍需工場)として発展してきた。特に造船の分野では当時の最新技術が結集されてきた。他の横須賀や佐世保、舞鶴の合計を越えるほどの人数の職工(工場労働者)が働いていたというこの町では、早く出来上がり、早く食べられる「うどん」が定着していた。すぐ食べられるようにと、だんだんと細くなっていったそうだ。呉に立ち寄ることがあれば、その歴史を感じる細うどんをぜひ食べてみてほしい。 ...»
大野瀬戸で獲れた新鮮なアナゴは、脂ののりがよく柔らかいのが特徴で、特に初夏から夏にかけてのものが美味しい。定番の焼き物、天ぷら、煮物、蒸し物、寿司に加え、鮮度が命の刺身やしゃぶしゃぶと、幅広く楽しめるのが広島のアナゴ料理。中でもやはり代表的なのは、駅弁などでも広く親しまれている「アナゴ飯」。アナゴの頭や骨を昆布と一緒に煮込んで取ったダシで炊き上げたご飯に、甘辛の醤油ダレを付けてふっくらと焼き上げた旨味たっぷりのあなごの身が相まって、濃厚なあなごの味わいを存分に堪能できる。 ...»
砂糖や醤油などを用いず、塩と胡椒、日本酒で味付けする鍋。具材には豚肉、鶏肉、ハクサイ、ネギなどが入る。銘醸地として歴史がある東広島市西条の郷土料理。 美酒鍋は、鶏肉、砂ずり、豚肉、野菜をシンプルな塩、こしょう、日本酒で味付けした鍋料理です。あっさりとしていて、素材本来の味を楽しむことができるのが特徴です。これは、東広島市西条の杜氏が、酒造りの合間の空腹を満たすために考案したまかない料理で、シンプルな味付けは利き酒に影響が出ないように工夫されています。アルコール分が加熱で抜けるため、お酒が苦手な人や幅広い年代の人が楽しむことができます。 名前の由来は、水仕事が多く仕事着が濡れることが多かった...»
車から降りると芳しいパンの香りが出迎えてくれる「小谷サービスエリア(上り)」。それもそのはず、ここの名物ベーカリー「アンデルセン」では、スペイン直輸入の本格的な石窯を導入し、アツアツの焼き立てパンを販売しているのだ。石窯は、石を熱して起こる「遠赤外線効果」で熱が早く伝わり、水分を必要以上に蒸発させることなく焼き上げることが可能。フランスパン生地に広島菜の漬物を混ぜ込んだ“石窯広島菜パン”や、もっちり生地の“石窯ピザ”など、石窯ならではのおいしいパンが味わえる。 ...»
古くから天然のかきが豊富で、人々に親しまれてきた広島湾。穏やかな海、ほどよい塩分濃度や水温、豊富なプランクトンなど、かきの養殖に最適な環境に恵まれている。江戸時代からは養殖が始まり、現在では生産量はダントツで全国1位。日本三景・厳島神社を有する宮島近辺でも養殖が盛んで、かきいかだが独特の風景を作り出している。広島のかきは、大粒で濃厚な甘みがたっぷり。味だけでなく、「海のミルク」と言われるように栄養も豊富。生かき、酢がき、フライ、土手鍋の料理のバリエーションも豊富で、冬にはなくてはならない広島名物。 旬 1月 2月...»
広島の太田川で漁獲されるしじみは粒が大きいのが特徴で、種類は「大和しじみ」。海水と淡水の交じり合う綺麗な水の砂底に生息する茶褐色の二枚貝だ。しじみは必須アミノ酸の配合率が貝類で最も高く、オルニチン・アラニン・グルタミンなどの良質のタンパク質が摂取できる。アミノ酸の中でもメチオニンやタウリンは脂っこい物を食べた時に効果があるとされ、グリコーゲンも多く含まれているので良質な糖の補給も最適。他にもカルシウムやミネラル、各種ビタミン類など多くの栄養素がその小さな体には詰まっている。 旬 6月 7月 8月...»
”チヌ”とはクロダイの別称で日本の多くの海域に棲息する魚である。特に広島湾において多く水揚げされるチヌは、地元の人々にとって馴染み深い魚であり、また釣り人の間でもチヌ釣りの人気は高い。その歯ごたえのある白身は、締まりが良く美味で、刺身や塩焼き、煮つけからムニエルまで、和・洋問わず様々な料理で堪能できる。冬の時期にとれるチヌは”寒チヌ”と呼ばれ、特に身の締まりが良く、刺身で食べるのがおすすめ。残ったアラは簡単な吸い物に使えるなど、余すところなく食せるのもチヌの魅力だ。 旬 8月 9月 10月 11月 12月...»
県内有数の漁獲量を誇る、呉市豊浜町の”タチウオ”。”ひき縄釣り”という伝統的な漁法で水揚げされるタチウオは、船上ですぐ氷詰めにされるため、傷が少なく、特有の光沢も損なわれないことから、“瀬戸の名刀”と呼ばれ市場価値が高い。その豊島産タチウオを使った“一夜干し“は、新鮮なタチウオを手作業で開いて天日干しにし、真空パックで瞬間冷凍して作られる人気の商品だ。また、それを作る際に生じる、頭部などのアラをスープにして、あっさり系のしょうゆラーメンに仕上げた“豊島ラーメン“も好評である。...»
広島県は、尾道、広島、廿日市など良質のあなごが捕れる漁場が集中しており、特に廿日市市大野瀬戸でとれるあなごは、潮流が速いため味が良いとされ「瀬戸のあなご」と称されている。梅雨どきから盛夏にかけてと、1~2月にかけての寒の時期が旬。海底が柔らかくて住み心地が良く、餌が豊富な広島湾は、あなごの成育に適した環境であり、他の海域に比べ約半分の期間で立派に成長すると言われる。特に、稚魚から約1年半という短期間で成長した若いあなごは骨、皮、身すべてが柔らかく、別名「金色あなご」と呼ばれる。 旬 1月 2月...»
三次に夏の訪れを告げるのが鵜飼なら、三次の夏の味覚として欠かせないのが、爽やかな初夏を代表する川魚“あゆ”。上品な香りと味が魅力で、優美な姿と相まって「香魚」と書くこともある。鮎には、金口鮎、銀口鮎、鉄口鮎の三種類があり、河内町を流れる沼田川の鮎は、全国でも稀な金口鮎。6月の若鮎から始まって、10月中旬の落ち鮎まで、その味が楽しめる。特に鮎の腹にオカラを詰めた「鮎ずし」は、歴史も古く、絶品。酒の肴にはもってこいの珍味「鮎うるか」も捨てがたい。 旬 6月 7月 8月 9月 10月...»
三原市一帯の芸予諸島は瀬戸内有数のマダコの産地で、全国的に有名な明石のタコにも勝るとも劣らない味と人気がある。タコはきれい好きな生き物であるため、水温の一定した綺麗な海、そして砂と適度な岩場のある三原の沖合いは、タコが生息していくのには最適な条件を持つ漁場であると言える。旬は、6~8月頃と11~翌3月頃。刺身・天ぷら・しゃぶしゃぶなど、地元の飲食店では様々な料理で適度な歯ごたえと意外な柔らかさ、地物ならではの味の違いが堪能できる。また、タコを使ったお土産品も多彩なので色々と試してみたい。 旬 11月 12月 1月 2月 3月 6月 7月 8月...»
日本三景安芸の宮島と対岸の大野との間に広がる大野瀬戸は穏やかな潮流と天然の干潟に恵まれ、古くからあさりの産地として知られている。大野の特産物として名高いあさりは、現在も伝統の手掘りで収穫されている。手掘りだと、驚いて体内の砂を吐き出した後の貝をゆっくりと収穫できるのが理由だ。その結果、“大野あさり”は砂が少なくて食べやすく、肉に腰があり風味が良いあさりとして高い評価を得ている。あさりには、海中に溶け込んでいるミネラル分のほか、鉄分、さらに貧血と関係の深いビタミンB12が非常に多く含まれている。 旬 4月 5月 6月 9月 10月 11月...»