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祇園坊柿

(ぎおんぼうがき)

種がなく豊かな果肉と上品な甘味が特徴。干し柿やワインも好評

実が大きく僧侶の丸い頭に形が似ているところから名付けられたという“祇園坊柿”。同じ広島原産の西条柿に比べてひと回り大きく、外側に四条の溝があり、種が無いのが特徴。果肉が豊かで水分は多め。渋柿だが、渋抜きした「あおし(あわせ)柿」や皮をむいて乾燥させた「干し柿」は、甘すぎずさっぱりとした味わいが人気。メロンにも勝るとも劣らない味から、「柿の王様」とも言われる。また、祇園坊柿は柿の中でも育てにくい品種で、木の成長と実のなり方のバランスや、霜害など自然災害に備えて神経を使い続けなければならない。

旬    10月 11月

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名称
祇園坊柿
(ぎおんぼうがき)

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