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宮島・広島市

Miyajima, Hiroshima city

宮島、広島市の観光におすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

宮島 広島市 観光ガイド

宮島・広島市の観光・旅行 Info

広島県を代表する観光地である「宮島」「広島市」は、歴史・自然・文化が色濃く残る地域です。世界遺産から郷土料理まで、多彩な魅力に触れることができます。

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宮島のおすすめ観光地

厳島神社(いつくしまじんじゃ)

世界文化遺産に登録された宮島の象徴。海の上に建つ社殿と大鳥居は、潮の満ち引きによって表情が変わり、訪れる時間帯によって異なる風景が楽しめます。

見どころ

平安時代の寝殿造りを今に伝える建築様式や、夜間ライトアップによる幻想的な雰囲気も見逃せません。

弥山(みせん)

宮島の背後にそびえる霊山。標高535メートルの山頂からは、瀬戸内海の多島美を一望できます。ロープウェイや登山道が整備されており、初心者でもアクセス可能です。

弘法大師の足跡

古くから信仰の山として知られ、弘法大師(空海)が修行した場所としても伝えられています。山中には霊火堂や巨岩群など、神秘的なスポットも多くあります。

表参道商店街

宮島桟橋から厳島神社まで続く活気ある商店街。もみじ饅頭の製造実演や、揚げもみじ、焼き牡蠣などのグルメも楽しめます。

お土産・食べ歩きに最適

杓子(しゃもじ)宮島細工などの伝統工芸品を扱う店も多く、散策しながらお土産選びができます。

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広島市のおすすめ観光地

広島平和記念公園

戦争の悲惨さと平和の大切さを伝えるシンボル的存在。原爆ドームを中心に、平和記念資料館・慰霊碑・平和の鐘などが整然と配置されており、深い感銘を受ける場所です。

原爆ドーム(世界遺産)

1945年8月6日に投下された原子爆弾の惨禍を今に伝える建物。世界に二つとない負の遺産として訪れる人々に平和の尊さを訴えています。

広島城(鯉城)

毛利輝元によって築かれた戦国時代の名城で、「鯉城(りじょう)」の別名を持ちます。現在の天守閣は復元ですが、内部は博物館になっており、戦国時代の広島の歴史や文化に触れることができます。

縮景園(しゅっけいえん)

江戸初期に作られた、池泉回遊式の日本庭園。四季折々の風景が美しく、桜・紅葉・雪景色と、訪れるたびに異なる風情を楽しめます。

お好み村

広島名物「お好み焼き」を食べ比べたいなら、ここ。20軒近くのお好み焼き屋がビルに集まっており、各店が独自の味を提供しています。

おすすめの食べ方

焼きそばやイカ天などの具材を重ねる広島流スタイルで、ヘラを使ってそのまま鉄板から食べるのが地元流です。

宮島・広島市のグルメガイド

広島県は豊かな自然と文化、瀬戸内海の恵みに育まれた食の宝庫です。牡蠣、お好み焼き、もみじ饅頭をはじめ、多彩なグルメやお土産が揃っています。宮島や広島市内では、地元でしか味わえない名物を堪能できる名店も多くあります。

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広島・宮島の名産グルメ

広島風お好み焼き

広島のソウルフードといえば、やはり「広島風お好み焼き」。生地の上にキャベツ・もやし・豚肉・そば(またはうどん)・卵を層に重ねて焼き上げるのが特徴です。濃厚なソースが食欲をそそります。

人気のお好み焼き店

広島牡蠣

日本一の生産量を誇る広島牡蠣は、冬から春にかけて旬を迎えます。焼き牡蠣、蒸し牡蠣、牡蠣フライ、土手鍋など様々な調理法で楽しめます。

おすすめの牡蠣料理店

あなごめし(穴子飯)

宮島名物として知られる「あなごめし」は、ふっくら煮たアナゴを甘辛いタレと共にご飯にのせた逸品です。うな重に似ていますが、よりあっさりとした味わいが魅力です。

人気店

がんす

広島独自の練り物で、魚のすり身に玉ねぎや唐辛子を混ぜてパン粉をまぶし、揚げたもの。おつまみにもおかずにも最適です。

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広島・宮島のお土産

もみじ饅頭

広島の定番みやげとして全国的に知られる和菓子。カステラ生地の中にこしあんが入ったのが基本ですが、最近ではチョコレート、チーズクリーム、抹茶など多彩な味があります。

人気メーカー

しゃもじ・宮島細工

宮島はしゃもじ発祥の地としても有名です。装飾されたしゃもじは、「福をすくう」縁起物として人気があり、観光の記念や贈り物にもぴったりです。

レモン関連商品

瀬戸内レモンを使ったお菓子や調味料も人気です。爽やかな酸味と香りが特徴で、パッケージもおしゃれなものが多く、お土産に最適です。

おすすめ商品

広島の地酒・地ビール

酒処・西条をはじめ、広島県には多くの酒蔵があります。地酒やクラフトビールは、お酒好きの方への贈答品や記念品としておすすめです。

宮島・広島市の季節の祭り・イベント

広島県の中心都市・広島市と、世界遺産の島宮島では、四季折々の伝統的な祭りや地域色あふれるイベントが数多く開催されています。それぞれの土地に根付いた文化や信仰、自然とのつながりを感じられるのが大きな魅力です。

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宮島の主な祭り・行事

管絃祭(かんげんさい)

毎年旧暦6月17日(通常7月中旬)に行われる、厳島神社最大の祭り。平安時代の貴族の遊び「管絃遊び」に由来し、雅楽の演奏とともに神輿を乗せた御座船が海を巡る壮麗な祭礼です。

特徴

夜の海上を行き交う御座船と、篝火(かがりび)が幻想的な雰囲気を演出し、「日本三大船祭り」の一つとしても知られています。

宮島水中花火大会(※近年中止・変更の可能性あり)

かつては8月に開催されていた日本屈指の水中花火大会。大鳥居のシルエットとともに浮かび上がる水中花火は圧巻でした。現在は安全面などの理由で中止・見直しが進められています。

今後の注目

将来的な再開に向けて検討中とされており、宮島観光協会の公式情報を事前にチェックするのが安心です。

桃花祭(とうかさい)

毎年4月15日に開催される春の祭礼。厳島神社にて五穀豊穣と平穏無事を祈願し、神楽や雅楽の奉納が行われます。春の宮島にふさわしい、華やかで静謐な行事です。

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広島市の主な祭り・イベント

広島フラワーフェスティバル

毎年5月3日〜5日(ゴールデンウィーク)に平和大通り一帯で開催される、広島を代表する大規模イベント。音楽・ダンス・パレード・フードフェスなど、多彩な催しが行われ、国内外からの観光客で賑わいます。

特徴

「花・緑・音楽・平和」をテーマに、地域住民の参加による温かみのある雰囲気が特徴です。夜のステージイベントも必見です。

とうかさん大祭

毎年6月第1金〜日曜日に中央通り周辺で開催される、広島三大祭のひとつ。ゆかたの着始めを祝う行事としても知られ、「ゆかたできん祭(さい)」の名でも親しまれています。

見どころ

多くの若者が浴衣姿で訪れるため、街全体が華やかな夏の風情に包まれます。屋台やステージイベントも充実しています。

えびす講(胡子大祭)

毎年11月18日〜20日に、広島市中心部にある胡子(えびす)神社で開催される商売繁盛を願う伝統行事。地元では「えべっさん」と呼ばれ、縁起物の熊手や笹飾りが並びます。

特徴

夜になると提灯が灯り、幻想的な屋台通りが現れます。広島の冬の始まりを告げる風物詩として地元に深く根付いています。

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その他の特徴的な行事・文化

広島原爆忌(平和記念式典)

8月6日には、広島市の平和記念公園で原爆犠牲者を追悼し、平和を祈念する式典が行われます。国内外から多くの参列者が訪れ、平和の重要性を再認識する日です。

宮島の鹿と共生する文化

宮島では野生の鹿が神の使いとされ、古くから人々と共に暮らしています。鹿と接するときはエサを与えない・静かに見守るなど、独自のマナーがあります。

宮島・広島市の気温・天候

広島県の南西部に位置する宮島・広島市は、温暖な瀬戸内海式気候に属し、比較的降水量が少なく、四季がはっきりと感じられる地域です。ただし、夏の暑さや台風、冬の寒波などには注意が必要です。

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春(3月〜5月)の気候と気温

特徴

春の広島は穏やかで過ごしやすい陽気が続き、桜や新緑の美しいシーズンです。観光にも非常に適した時期です。

平均気温

特に4月初旬〜中旬には宮島の桜が満開となり、観光客が多く訪れます。日中は暖かくても、朝晩は冷えることがあるので羽織ものがあると安心です。

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梅雨(6月中旬〜7月中旬)の気候

特徴

梅雨の時期にはまとまった雨が降る日が多くなり、湿度が高くなるのが特徴です。観光の際は傘やレインコートの準備をおすすめします。

平均気温

雨の日が続く中でも、宮島の霧に包まれた厳島神社や大鳥居は幻想的な美しさを見せてくれます。

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夏(7月中旬〜9月)の気候と気温

特徴

広島の夏は蒸し暑く、強い日差しが特徴です。日中の気温は35℃近くまで上がる日もあり、熱中症対策が必要です。

平均気温

フラワーフェスティバルや平和記念式典などのイベントも多く、観光客も多く訪れます。日焼け止め・帽子・水分補給を忘れずに。

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秋(10月〜11月)の気候と気温

特徴

爽やかで乾燥した空気が心地よく、紅葉や秋の味覚が楽しめるベストシーズン。宮島では紅葉谷公園などが人気の紅葉スポットです。

平均気温

朝夕は冷えるため、薄手のコートやジャケットがあると快適に過ごせます。

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冬(12月〜2月)の気候と気温

特徴

広島市内や宮島では雪はあまり多くありませんが、朝晩は氷点下になることもあり、冷え込みます。風が冷たく、防寒対策が必要です。

平均気温

冬の宮島は観光客が比較的少なく、静かな風情の中で神社や自然をゆっくり楽しむことができます

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雨・台風についての注意点

雨の多い時期

梅雨(6月〜7月)秋の台風シーズン(9月)には大雨に見舞われることがあります。近年はゲリラ豪雨の発生もあるため、天気予報の確認が重要です。

台風

広島県は台風の直撃は比較的少ない地域ですが、まれに大型の台風が上陸することがあります。JRやフェリーの運休など交通機関に影響が出る可能性もあるため、旅行前には台風情報をチェックしましょう。

宮島・広島市へのアクセス

広島県の中心都市である広島市と、世界遺産「厳島神社」で有名な宮島へは、新幹線・飛行機・高速バス・フェリーなど多彩な交通手段で訪れることができます。特に広島市は中国地方の交通の要所でもあり、非常にアクセスしやすいエリアです。

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主要都市から広島市へのアクセス

新幹線でのアクセス

広島駅は山陽新幹線の主要停車駅で、全国からのアクセスが良好です。

ポイント

「のぞみ」や「さくら」などを利用すると、快適かつスピーディーに移動できます。観光シーズンは混雑するため、指定席予約がおすすめです。

飛行機でのアクセス(広島空港)

広島空港は東広島市に位置し、国内主要都市および一部国際便が就航しています。

空港から市内へはリムジンバスが便利です。日中は15〜20分おきに運行されています。

高速バス・夜行バス

東京・大阪・福岡などから広島駅行きの高速・夜行バスが運行されています。費用を抑えたい方におすすめです。

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広島市から宮島へのアクセス

電車+フェリーが基本ルート

広島駅からJR宮島口駅まで約30分(JR山陽本線)。そこから徒歩5分で宮島口フェリーターミナルに到着します。

フェリー情報

どちらのフェリーもSuicaやICOCAなどの交通系ICカードが利用可能です。JRの「宮島フェリー」はJR乗車券・フリーパスと連携してお得です。

路面電車でもアクセス可能

広島電鉄(通称ひろでん)を利用すると、広島市中心部から宮島口駅まで約1時間。風景を楽しみながらのんびり移動したい方に最適です。

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宮島島内の移動

宮島島内はコンパクトなため、徒歩での観光が基本です。厳島神社、大鳥居、紅葉谷公園、弥山など主要スポットは徒歩圏内です。

観光に便利なポイント
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広島港・海路でのアクセス

広島港から宮島への高速船

広島港(宇品港)からは、観光高速船で宮島まで約25分〜30分。原爆ドーム前(元安桟橋)などからも季節運航があります。

海から宮島へ向かう特別な旅を楽しみたい方には、この高速船がぴったりです。

宮島・広島市の移動手段

宮島・広島市周辺の観光地は交通インフラが整っており、電車・路面電車・バス・フェリー・レンタサイクル・徒歩など、様々な方法で快適に移動することができます。目的地や旅のスタイルに応じて、最適な移動手段を選びましょう。

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広島市内の移動手段

広島電鉄(路面電車・ひろでん)

広島市内を移動する際に最も便利なのが、広島電鉄の路面電車です。「広島駅」から「原爆ドーム」「紙屋町」「八丁堀」「広島港」など、市内の主要エリアを結びます。

路面電車の特徴

車窓からの景色を楽しみながら、のんびり市内を移動できるのが魅力。広島らしい風景に溶け込んだ、情緒あふれる交通手段です。

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広島バス・広電バス

広島市内全域をカバーするバス網も充実しています。路面電車が通っていない住宅地や丘陵地へのアクセスにも便利です。

時間帯によって混雑することもあるため、余裕をもった行動がおすすめです。

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レンタサイクル

市内には「ぴーすくる」という広島市が提供するシェアサイクルサービスがあります。観光地間のちょっとした移動に便利で、環境にもやさしい移動手段です。

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宮島島内の移動手段

徒歩による移動

宮島は徒歩観光が基本です。フェリー乗り場から厳島神社、五重塔、大聖院、紅葉谷公園、弥山登山口などすべて徒歩圏内にあります。

歩く時間の目安
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ロープウェイ(弥山観光)

宮島の山「弥山(みせん)」へ登る際は、「宮島ロープウェイ」が便利です。標高約500mの獅子岩駅まで運行されており、絶景を楽しめます。

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観光船・フェリー

宮島フェリー(JR西日本・松大汽船)は、宮島口〜宮島を10分ほどで結び、日中は10分間隔で運行しています。

また、広島港や平和記念公園前の元安桟橋などからも高速観光船が運航しており、広島市内と宮島を海路で結ぶことが可能です。

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その他の移動手段

レンタカー

宮島・広島市周辺の郊外や山間部(尾道・呉・竹原など)を訪れる際は、レンタカーが便利です。広島駅や空港で簡単に借りられます。

メリット

タクシー

市内・島内にはタクシーも多数走っており、駅や港、ホテルなどで簡単に利用できます。特に急いでいるときや雨天時には便利です。

宮島・広島市の観光コース

広島県東部の港町・尾道と、瀬戸内海に浮かぶ因島、そしてこれらを結ぶしまなみ海道は、歴史と自然の調和した絶景観光ルートです。自転車旅行や島めぐり、文学・寺社巡りなど、多様な魅力が満載です。

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尾道エリアの観光地

千光寺と千光寺公園

尾道のシンボルともいえる千光寺は、山の中腹に位置し、瀬戸内海を一望できます。春には桜の名所としても知られ、千光寺公園からの眺めは格別です。

おすすめポイント

尾道本通り商店街と猫の細道

風情ある尾道本通り商店街では、古き良き町並みと新進気鋭のカフェや雑貨店が共存しています。すぐ裏手の坂道にある猫の細道は、猫の置物や看板が並ぶ人気のフォトスポットです。

尾道U2

旧倉庫をリノベーションした複合施設。カフェ、ベーカリー、サイクルショップ、ホテルなどが入り、サイクリストにも人気の休憩スポットです。

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因島の観光地

因島水軍城

瀬戸内海の海賊として知られる村上水軍の歴史を伝える資料館。小高い丘に築かれた城風の建物からは、瀬戸内海の景色も堪能できます。

展示内容

白滝山展望台

標高226mの山頂には多数の石仏が立ち並び、「天空の仏たち」とも称されます。山頂からの景色は、しまなみ海道随一の絶景です。

因島フラワーセンター

四季折々の花々が楽しめる温室型の植物園。入園無料で、地元住民の憩いの場にもなっています。

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しまなみ海道の注目スポット

しまなみ海道とは

広島県尾道市から愛媛県今治市までを結ぶ全長約70kmのルートで、7つの橋と6つの島を経由します。自転車道が整備されており、日本屈指のサイクリングロードとして世界中の旅行者に人気です。

生口島(いくちじま)・瀬戸田エリア

耕三寺は極彩色の建築で知られ、「西の日光」とも呼ばれます。境内の奥には現代アートの野外美術館「未来心の丘」が広がり、白い大理石の幻想的な空間が広がります。

生口島のおすすめグルメ

大三島(おおみしま)

大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)は、しまなみ海道でも特に神聖な地。海の守護神として、武将からも信仰されてきました。境内には国宝級の甲冑などを展示した宝物館もあります。

来島海峡大橋

しまなみ海道の最後を飾る、今治市側の巨大な橋。橋上の自転車道からは、瀬戸内海の大パノラマが広がります。夜にはライトアップも。

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